〜司法書士・行政書士・宅建試験の比較〜 






・司法書士試験
【学習範囲】
一次科目・・・民法、憲法(平成15年度から)、商法、刑法。
二次科目・・・民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、不動産登記法、商業登記法、供託法。
その他関連する法律。
【特  徴】
全体的に法的思考力が要求される。択一は、事例形式の出題や判例と学説を対比させる出題など、単純な知識のみで解ける問題は少ない。書式は、事例に基づき、自己の判断で申請できる書類を選別しなければならず、実践的ではあるが一つ間違えれば総くずれするおそれがある。
択一で一定の点数に満たなければ足切りあり。
【受験対策】
まずは基礎をしっかり固めなければならない。条文、判例、先例を中心に、ただ暗記するのではなく、「なぜ?」(法律行為の成立要件、根拠、誰の何を守るべきかなど)を意識しながら学習を進めたい。

【学習期間】
1年半〜
【受験回数目安】
5回以内を目標

【受験案内】
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/index.html
・行政書士試験
【学習範囲】
法令科目・・・憲法、行政法(行政手続法、行政事件訴訟法、、行政不服審査法、情報公開法、国家賠償法などを含む)、民法、行政書士法、地方自治法、戸籍法、住民基本台帳法、労働法、商法、税法、基礎法学、その他関連する法律。
※平成18年度より「行政書士法」・「戸籍法」・「住民基本台帳法」・「労働法」・「税法」が削除。これらについては「政治・経済・社会」または「情報通信・個人情報保護」の分野において、関連する知識を問う出題がなされうる。

一般教養・・・国語、社会(政治、経済、時事、社会情勢を含む)、理科、数学。
【特  徴】
出題範囲は広いが、基本的な問題が多い。記述の出来がポイント(択一1問2点に対し、記述1問6点)。択一で5割に満たないと足切りがあるが、択一5割以上かつトータル6割以上の基準は一定のようなので、受験する年度の問題の難易度によって合否が影響されるかもしれない。
【受験対策】
法令科目は条文、判例を中心に学習し、記述対策として法律用語の正確な暗記と意味は確認しておきたい。
一般教養は中学レベルでも十分に対応できると思われるが、社会に関しては日頃から新聞やニュースなどで近時の情報を得るようにしたい。
全体的に広く浅くの勉強で足り、1・2問程度しか出題されない科目については、どうしても苦手であればその分、他の科目の勉強に時間を費やすのが得策であろう。

【学習期間】
2ヶ月〜
【受験回数目安】
2回以内を目標
【受験案内】
http://gyosei-shiken.or.jp/
・宅建資格試験
【学習範囲】
民法、不動産登記法、借地借家法、区分所有法、宅建業法、都市計画法、建築基準法、国土利用計画法、宅地造成等規制法、農地法、土地区画整理法、税法、他。
【特  徴】
出題範囲は広いが、基本的な問題が多い。択一のみであるが、問題の難易度により合格基準が変動する。
【受験対策】
民法と宅建業法が大半を占めるため(50問中26問)、これらを中心に学習し、得意科目にすることが合格への最短コース。
全体的には、基本的な事項を押さえておけばよい。
【学習期間】
2ヶ月〜
【受験回数目安】
2回以内を目標
【受験案内】
http://www.retio.or.jp/index.html










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